2018年2月23日金曜日

3月24日「日本の義肢の戦後から今日まで」講演会

 (しょうけい館パンフレットより)


大腿義足のま~ちゃんこと町田です。

ヨメから、九段下の「しょうけい館」で、義肢の講演会があるよと教えてもらいましたので、ご案内しておきます。

講演者は、田沢製作所の田澤泰弘先生です。
講演会【日本の義肢の戦後から今日まで】

講演者: 義肢装具士 田澤泰弘 氏
(元日本義肢協会理事長、株式会社田沢製作所取締役代表)
※講演者の都合により当日中止する場合には、学芸員による展示解説に変更となります。
日 時: 3月24日(土)13:30~14:30
その他: 席に限りがありますので(約30名)、参加ご希望の方は当館までご連絡ください。

以上、しょうけい館HPより。

春の企画展「目となり手となり足となり~戦傷病者を支えた義眼・義手・義足~」
3月6日(火)~5月6日(日)の関連イベントのようです。

亡くなった義父が海軍だったので、ヨメは義父がいた部隊の慰霊祭や戦跡・資料館めぐりなどしています。

戦傷病者の体験談や資料があつめられている、この「しょうけい館」にも、東京滞在のたびに行っています。

常設展も充実しているそうなので、HPで確認して、是非訪ねて見て下さい。

2018年2月11日日曜日

三田校の内田先生のこと


大腿義足のま~ちゃんこと町田です。

今日は、神戸医療福祉専門学校三田校で、義足モデルをやってきました。
冷たい雨で、内田先生のことを思い出したので、書いておきます。

私は、2001年から三田校で義足モデルをやっているのですが、内田先生というのは、義肢装具士科(4年制・3年制)の学科長であり、国際的な義肢装具士のレベルを保証するISPO(国際義肢装具士協会)の日本支部事務局長でした。

三田校義肢装具士科4年生が、2012年に最高水準の教育をしているという「カテゴリー1」の認定を受けたのも、内田先生らが臨床教育を充実させてきた成果であり、その臨床教育の為に、私もモデルとして長年呼んでいただいています。

また、スポーツ義足のエキスパートとして義足のアスリートを支え、長野冬期パラリンピック、北京夏季パラリンピックでは、義肢装具の修理専門スタッフとして参加していました。

参考: 「義足を選手にあわせ、選手の競技力向上をめざす

私の義足は、2008年から内田先生にお願いしていました。断端の変化やキズで、定期的に調整、制作を続けていた最中、2014年2月11日、48歳の若さで急逝されました。


写真は、2013年2月、私の仮義足制作中の内田先生です。

内田先生が亡くなってしばらくしてから、三田校から義足モデルの予定表が届きました。表紙には、2月10日の日付と、学科長としてのお名前が記されていました。

三田校も、義足も進化していますので、どうぞ、見守っていて下さい。


☆NU-FlexSIV ソケット、絶賛臨床中!三田から新潟に来ているま~ちゃんでした。